クボタ

目次

クボタは、言わずと知れた農業機械の世界的なリーディングカンパニーです。農業用ドローンの製造・販売や教習、メンテナンスまで幅広くサービス提供しています。ここでは、クボタの農業用ドローンの特徴や事例などについてご紹介します。

クボタの農業用ドローンの仕様

T10K

T10K
引用元:クボタ公式HP
https://agriculture.kubota.co.jp/product/drone/T10K-T25K/

薬剤の交換・切り替えやメンテナンスが簡単にできるよう、カセット式タンクを採用したモデルです。1,000サイクルのバッテリもカセット式のため、スムーズな着脱が可能です。4つの噴霧ノズルは、コンパクトでありながらパワフルな散布性能を有しています。

また、機体にはカーボンファイバーを使用しているため、女性や高齢者でも安全かつ簡単に持ち上げて移動できるほど軽いです。耐久性にも優れているので、落下による故障や不具合を防げます。

機体

機体寸法
(アームとプロペラ展開時)
1958×1833×553mm
機体寸法
(アーム展開時、
プロペラ折りたたみ時)
1232×1112×553mm
機体寸法
(アームとプロペラ折りたたみ時)
600×665×580mm
総重量(バッテリを除く)(kg) 13
最大離陸重量(kg)
(海抜ゼロ地点での測定)
液剤散布時:24.8(8L標準タンク)/26.8(10L別売タンク)
粒剤散布時:26.8
プロペラ:直径×ピッチ(mm) 838×229
液剤タンク:積載容量(L) 8
液剤タンク:最大積載量(kg) 8
散布幅(液剤)(m) 5(作物の上空2.0m)

フライトバッテリ

公称電圧(V) 51.8
バッテリタイプ リチウムポリマ 14S
動作環境温度範囲(℃) -5~45
充電温度範囲(℃) 0~60
容量(mAh) 9500
電力量(Wh) 430
最大充電電力(W) 3600
充電時間目安(使用条件により異なります)(min) 15
サイズ : 全長×全幅×全高(mm) 132×244×175
重量(kg) 3.8

粒剤散布装置

型式名 T10K粒剤散布装置
重量(kg)※飛散防止カバー含む 3.0
タンク容量(L) 12
最大積載量(kg) 10
最大吐出量(kg/min) 約50
適合する粒剤の直径(mm) 0.5~5
散布幅(m) 除草剤(1 kg/10 aまたは3 kg/10 a): 5または7.5(作物上2 m高さ飛行)
肥料:均一散布 4~10(作物上2 m高さ飛行)/可変施肥散布 7.5または10(同上)

T25K

T25K
引用元:クボタ公式HP
https://agriculture.kubota.co.jp/product/drone/T10K-T25K/T25K.html?group=1&parent=MjY1NDk%3D

散布量の多い作物にも対応できるパワフルな吐出量を実現したモデルです。使用条件にもよりますが、最大吐出量は従来機種の約4.4倍である24L/分(※液剤散布時)となっています。アトマイザの回転数を設定することで、散布粒径を細かく調整できるのも良いところです。

また、高精度な障害物検知を可能とするために、全方向に対応できる高性能レーダーを実装しています。さらに、ビジョンセンサーを追加装備しているため、安全安心な操縦が可能です。

機体

機体寸法:液剤散布装置装着時
(アームとプロペラ展開時)
2585×2675×780mm
機体寸法:液剤散布装置装着時
(アーム展開時、プロペラ折りたたみ時)
1475×1540×553mm
機体寸法:液剤散布装置装着時
(アームとプロペラ折りたたみ時)
1050×690×820mm
機体寸法:粒剤散布装置装着時
(アームとプロペラ展開時)
2585×2675×795mm
機体寸法:粒剤散布装置装着時
(アーム展開時、プロペラ折りたたみ時)
1475×1540×795mm
機体寸法:粒剤散布装置装着時
(アームとプロペラ折りたたみ時)
1050×690×820mm
総重量(バッテリを除く)(kg):
液剤散布装置装着時
26.9
総重量(バッテリを除く)(kg):
粒剤散布装置装着時
27.9
最大離陸重量(kg)(海抜ゼロ地点での測定):
液剤散布装置装着時
59(タンク20 kg積載)
最大離陸重量(kg)(海抜ゼロ地点での測定):
粒剤散布装置装着時
60(タンク20 kg積載)
プロペラ:直径×ピッチ(mm) 1270
液剤タンク:積載容量(L) 20
液剤タンク:最大積載量(kg) 20
散布幅(液剤)(m) 7.5(作物の上空3.0 m)

フライトバッテリ

公称電圧(V) 52.22
バッテリタイプ リチウムポリマ
動作環境温度範囲(℃) -5~45
充電温度範囲(℃) 0~60
容量(mAh) 30000
電力量(Wh) 1567
最大充電電力(W) 9600
充電時間目安(使用条件により異なります)(min) 約30(充電ケーブル2本)
約60(充電ケーブル1本)
サイズ : 全長×全幅×全高(mm) 151×315×323
重量(kg) 12.1

粒剤散布装置

型式名 T25K粒剤散布装置
重量(kg)※飛散防止カバー含む 3.9
タンク容量(L) 35
最大積載量(kg) 20
最大吐出量(kg/min) 72
適合する粒剤の直径(mm) 0.5~5
散布幅(m) 除草剤(1kg/10aまたは3kg/10a): 6(作物上3.5m高さ飛行)
肥料:6(同上)

クボタの農業用ドローンの特徴

散布能力の高い農業用ドローンを
ラインナップ

クボタの農業用ドローンは、圃場の広範囲に多量散布できるパフォーマンスの高さが特徴。農業用ドローン「T25K」であれば、液体の散布幅7.5m、最大吐出量は毎分24Lと従来機であるT30Kに比べて吐出量約4.4倍の性能を発揮。1フライトで1haに散布することができます。

作業の効率化が図れるKSASとの
連携ができる

クボタのスマート農業システム「KSAS」と連携できるのも、クボタのドローンの強みです。システム上で飛行データを取得し、画面マップ上から作業済みと未作業の圃場を一目で確認できます。この他作業日誌の記録など様々な機能が用意されており、初年度無料で試せるのも魅力です。

不測のトラブルを補償する
保険プランが充実

購入1年目は、対物・対人の賠償責任を補償するメーカー保証が付帯されているのも、クボタならではのポイント(別途加入手続きが必要です)。それ以降に関しても、クボタオリジナルの保険が用意されており、機体の破損や盗難、対物賠償、対人賠償を補償することができます。

広範囲を高効率に。スマート連携と
手厚い保証で安心の作業を。

クボタの農業用ドローンは、7.5mの散布幅と毎分24Lの吐出量で1フライト1haの高効率散布を実現。スマート農業システム「KSAS」と連携すれば、作業進捗や圃場データを一元管理できます。さらに、購入1年目の補償付きメーカー保証や独自の保険プランも充実。性能・管理・安心の三拍子がそろったドローンです。

このメディアでは、日本の圃場で活躍する農業用ドローンのメーカーを紹介しています。TOPページでは生産する作物に適した農業用ドローンメーカーを紹介していますので、ぜひチェックしてみてください。

【作物別】農業用ドローン
おすすめメーカー3選

クボタの農業用ドローンの
機能について

「自動空撮測量」機能で
事前準備の手間を省ける

T25Kは、カメラを搭載したモデルで自動空撮測量が行えます。送信機上でリアルタイムに圃場マップが作成できるため、スムーズに散布作業できるのが特徴。また、障害物レーダとビジョンセンサを搭載したことで、全方向に高い精度で障害物を検知。より安全な航行を実現しています。

クボタの農業用ドローンの動画

T10K/T30K

T20K

MG-1SAK

クボタの農業用ドローンの事例

ドローン直播で農作業の効率化を実現

育苗作業の負担が大きくなってきたことを受け、ドローンによる直播に切替。田植え機を使うよりも作業時間を削減でき、中山間地域で機械が入りづらい圃場も楽に播種が行えるようになったそうです。ゆくゆくは、ドローン直播による作付面積を増やしたいとしています。

ドローン直播で未来を見据える
若手後継者の挑戦

現在、約50ヘクタールの農地を5人で管理している農業経営体では、今後の離農増加により請負面積が拡大することを見越し、作業の効率化が課題となっています。昨年、他農家が実践するドローンによる直播を視察した結果、雑草も少なく成果が良好だったことから、今年自らも試験導入を決定。

4月にはT20Kを使用し、30アールの播種を約10分で完了するなど高い効率性を実感しています。今後は雑草管理と収量確保を検証しながら、本格導入を検討予定です。昨年就農した19歳の後継者は、地域に信頼される農業者を目指し、父の姿を追って日々努力を重ねています。

ドローン×KSAS連携で実現する
阿蘇のスマート水稲農業

熊本県阿蘇市で水稲農業を営む阿蘇カルデラRCは、圃場管理の複雑化や作業記録・報告の手間、高齢化による省力化を課題とし、農業用ドローンと営農支援システムKSASを連携導入しました。KSASへの圃場事前登録やブロック単位での連続散布計画により、現場確認の手間を省き作業効率を向上。ドローン作業記録は自動でKSASに連携され、正確な作業日誌作成や顧客への報告・請求業務の信頼性を高めました。

作業軌跡マップは内容確認や情報共有に役立ち、データ出力機能は事務作業を大幅に削減。「KSASがなければ事務員が1人必要」とその効果は絶大です。同社にとってこの連携は経営に不可欠であり、高齢化が進む中、ニーズに応じたスマート農業技術の活用が重要であることを示しています。

農業用ドローンを利用した
お客様の声

農業用ドローン直播はすごく楽!順調にいけば今後は取組面積を増やしたい

作業時間が圧倒的に短縮されてとても効率的です

ドローンを購入する経緯は、5年、6年前からKSASの機械を一部導入していました。
KSASの対応の機械を色々と使ってみて、非常に効率的にも良かった。(中略)
クボタの機械とそれに対するアフターケア、これが非常にクボタさんの取り組みが良かったということが一つの大きな要因でもあります。

総合的に満足していますが、しいて言うならば、バッテリーの持ちがせめて1.5倍程度あったらなと思います。

最初はシミュレーターで、パソコン画面で何時間か練習しまして、その感覚で次は性能のいいホビーで訓練させてもらいました。動きの要領さえ分かってくれば、あとは大きいMG-1Kで操作させてもらって、非常にスムーズに操作できるようになりました
散布の仕方もコース取りとかのアドバイスをもらうと、非常に安全な方法がとれて、精神的にも楽な散布ができます。

クボタの農業用ドローンの
サポートについて

最寄りのサービス拠点で
各種サポートが受けられる

クボタでは認定サービス拠点を全国各地に配置(2025年9月末調査時点)しており、クボタ独自の技術資格をもつスタッフによるドローンの点検や修理、メンテナンスが受けられます。また、部品供給ネットワークを構築しており、約35万点の部品をストック。修理などにも迅速に対応してもらえるでしょう。

クボタの会社情報

会社名 株式会社クボタ
所在地 大阪府大阪市浪速区敷津東1-2-47
電話番号 0570-091-313
URL https://agriculture.kubota.co.jp/product/drone/T10K-T25K/
稲作・果樹・葉菜別 おすすめ農業用ドローン3選
初めて導入する人にも向く
散布用ドローン3選

散布用ドローンは、価格やスペックだけで選ぶと導入後に使いにくさを感じることもあります。
初めて導入する場合は、操作のしやすさやサポート体制、圃場との相性まで含めて選ぶことが大切です。
ここでは、初めて導入する人にも向く散布用ドローンを3つ紹介します。

稲作向け
葉裏や根元まで薬剤を届け、
周囲への飛散にも配慮
飛助とびすけ15
(マゼックス)
マゼックス 飛助15
引用元:マゼックス公式サイト
(https://mazex.jp/product/tobisuke15)
特徴
●4枚プロペラと前後自動切替ノズルを採用。葉裏や根元まで薬剤を届けやすく、周囲への飛散にも配慮しながら散布を進められる。

●軽量かつコンパクトで、組み立ても簡単。圃場での準備負担を抑えやすい。

●水稲防除で、使いやすさと散布性能の両方を重視したい場面に合う。
価格 1,375,000円〜(税込)
一度に積める量 15L
収納時のサイズ 720×800×770mm
果樹園・傾斜地向け
樹木や支柱を避け、
傾斜のある圃場にも対応
AGRASあぐらす T25
(DJI JAPAN)
DJI JAPAN AGRAS T25
引用元:DJI JAPAN公式サイト
(https://ag.dji.com/jp/t25)
特徴
●前後の障害物を捉えるレーダーと、周囲を立体的に捉えるカメラを搭載。障害物回避や地形追従を活かして散布を進められる。

●折りたたみ式で、一人でも持ち運びや離着陸を進めやすい。

●20kgの散布と25kgの散粒に対応。作業内容に応じて使い分けられる。
価格 参考価格:約144万円(税込)
※要見積もり
一度に積める量 20L
収納時のサイズ 1050×690×820mm
多品種栽培向け
自動飛行モードを搭載
圃場ごとの設定がしやすい
YMRわいえむあーる-Ⅱ
(ヤマハ発動機)
ヤマハ発動機 YMR-Ⅱ
引用元:ヤマハ発動機公式サイト
(https://www.yamaha-motor.co.jp/ums/ymr/)
特徴
●初心者でも設定しやすい自動飛行モードを搭載。圃場ごとの設定変更を進めやすい。

●防塵・防水性を備え、洗浄や手入れの負担を抑えやすい。品目ごとの切り替えにも向く。

●収納時約1/2サイズのコンパクト設計で、持ち運びや保管しやすい。
価格 1,859,000円(税込)
一度に積める量 10L
収納時のサイズ 559×1799mm ※
※ ヤマハは収納時最小サイズを記載。全長はフレーム部559mm、スキッド部573mm。