クボタは、言わずと知れた農業機械の世界的なリーディングカンパニーです。農業用ドローンの製造・販売や教習、メンテナンスまで幅広くサービス提供しています。ここでは、クボタの農業用ドローンの特徴や事例などについてご紹介します。

薬剤の交換・切り替えやメンテナンスが簡単にできるよう、カセット式タンクを採用したモデルです。1,000サイクルのバッテリもカセット式のため、スムーズな着脱が可能です。4つの噴霧ノズルは、コンパクトでありながらパワフルな散布性能を有しています。
また、機体にはカーボンファイバーを使用しているため、女性や高齢者でも安全かつ簡単に持ち上げて移動できるほど軽いです。耐久性にも優れているので、落下による故障や不具合を防げます。
| 機体寸法 (アームとプロペラ展開時) |
1958×1833×553mm |
|---|---|
| 機体寸法 (アーム展開時、 プロペラ折りたたみ時) |
1232×1112×553mm |
| 機体寸法 (アームとプロペラ折りたたみ時) |
600×665×580mm |
| 総重量(バッテリを除く)(kg) | 13 |
| 最大離陸重量(kg) (海抜ゼロ地点での測定) |
液剤散布時:24.8(8L標準タンク)/26.8(10L別売タンク) 粒剤散布時:26.8 |
| プロペラ:直径×ピッチ(mm) | 838×229 |
| 液剤タンク:積載容量(L) | 8 |
| 液剤タンク:最大積載量(kg) | 8 |
| 散布幅(液剤)(m) | 5(作物の上空2.0m) |
| 公称電圧(V) | 51.8 |
|---|---|
| バッテリタイプ | リチウムポリマ 14S |
| 動作環境温度範囲(℃) | -5~45 |
| 充電温度範囲(℃) | 0~60 |
| 容量(mAh) | 9500 |
| 電力量(Wh) | 430 |
| 最大充電電力(W) | 3600 |
| 充電時間目安(使用条件により異なります)(min) | 15 |
| サイズ : 全長×全幅×全高(mm) | 132×244×175 |
| 重量(kg) | 3.8 |
| 型式名 | T10K粒剤散布装置 |
|---|---|
| 重量(kg)※飛散防止カバー含む | 3.0 |
| タンク容量(L) | 12 |
| 最大積載量(kg) | 10 |
| 最大吐出量(kg/min) | 約50 |
| 適合する粒剤の直径(mm) | 0.5~5 |
| 散布幅(m) | 除草剤(1 kg/10 aまたは3 kg/10 a): 5または7.5(作物上2 m高さ飛行) 肥料:均一散布 4~10(作物上2 m高さ飛行)/可変施肥散布 7.5または10(同上) |

散布量の多い作物にも対応できるパワフルな吐出量を実現したモデルです。使用条件にもよりますが、最大吐出量は従来機種の約4.4倍である24L/分(※液剤散布時)となっています。アトマイザの回転数を設定することで、散布粒径を細かく調整できるのも良いところです。
また、高精度な障害物検知を可能とするために、全方向に対応できる高性能レーダーを実装しています。さらに、ビジョンセンサーを追加装備しているため、安全安心な操縦が可能です。
| 機体寸法:液剤散布装置装着時 (アームとプロペラ展開時) |
2585×2675×780mm |
|---|---|
| 機体寸法:液剤散布装置装着時 (アーム展開時、プロペラ折りたたみ時) |
1475×1540×553mm |
| 機体寸法:液剤散布装置装着時 (アームとプロペラ折りたたみ時) |
1050×690×820mm |
| 機体寸法:粒剤散布装置装着時 (アームとプロペラ展開時) |
2585×2675×795mm |
| 機体寸法:粒剤散布装置装着時 (アーム展開時、プロペラ折りたたみ時) |
1475×1540×795mm |
| 機体寸法:粒剤散布装置装着時 (アームとプロペラ折りたたみ時) |
1050×690×820mm |
| 総重量(バッテリを除く)(kg): 液剤散布装置装着時 |
26.9 |
| 総重量(バッテリを除く)(kg): 粒剤散布装置装着時 |
27.9 |
| 最大離陸重量(kg)(海抜ゼロ地点での測定): 液剤散布装置装着時 |
59(タンク20 kg積載) |
| 最大離陸重量(kg)(海抜ゼロ地点での測定): 粒剤散布装置装着時 |
60(タンク20 kg積載) |
| プロペラ:直径×ピッチ(mm) | 1270 |
| 液剤タンク:積載容量(L) | 20 |
| 液剤タンク:最大積載量(kg) | 20 |
| 散布幅(液剤)(m) | 7.5(作物の上空3.0 m) |
| 公称電圧(V) | 52.22 |
|---|---|
| バッテリタイプ | リチウムポリマ |
| 動作環境温度範囲(℃) | -5~45 |
| 充電温度範囲(℃) | 0~60 |
| 容量(mAh) | 30000 |
| 電力量(Wh) | 1567 |
| 最大充電電力(W) | 9600 |
| 充電時間目安(使用条件により異なります)(min) | 約30(充電ケーブル2本) 約60(充電ケーブル1本) |
| サイズ : 全長×全幅×全高(mm) | 151×315×323 |
| 重量(kg) | 12.1 |
| 型式名 | T25K粒剤散布装置 |
|---|---|
| 重量(kg)※飛散防止カバー含む | 3.9 |
| タンク容量(L) | 35 |
| 最大積載量(kg) | 20 |
| 最大吐出量(kg/min) | 72 |
| 適合する粒剤の直径(mm) | 0.5~5 |
| 散布幅(m) | 除草剤(1kg/10aまたは3kg/10a): 6(作物上3.5m高さ飛行) 肥料:6(同上) |
クボタの農業用ドローンは、圃場の広範囲に多量散布できるパフォーマンスの高さが特徴。農業用ドローン「T25K」であれば、液体の散布幅7.5m、最大吐出量は毎分24Lと従来機であるT30Kに比べて吐出量約4.4倍の性能を発揮。1フライトで1haに散布することができます。
クボタのスマート農業システム「KSAS」と連携できるのも、クボタのドローンの強みです。システム上で飛行データを取得し、画面マップ上から作業済みと未作業の圃場を一目で確認できます。この他作業日誌の記録など様々な機能が用意されており、初年度無料で試せるのも魅力です。
購入1年目は、対物・対人の賠償責任を補償するメーカー保証が付帯されているのも、クボタならではのポイント(別途加入手続きが必要です)。それ以降に関しても、クボタオリジナルの保険が用意されており、機体の破損や盗難、対物賠償、対人賠償を補償することができます。
T25Kは、カメラを搭載したモデルで自動空撮測量が行えます。送信機上でリアルタイムに圃場マップが作成できるため、スムーズに散布作業できるのが特徴。また、障害物レーダとビジョンセンサを搭載したことで、全方向に高い精度で障害物を検知。より安全な航行を実現しています。
育苗作業の負担が大きくなってきたことを受け、ドローンによる直播に切替。田植え機を使うよりも作業時間を削減でき、中山間地域で機械が入りづらい圃場も楽に播種が行えるようになったそうです。ゆくゆくは、ドローン直播による作付面積を増やしたいとしています。
現在、約50ヘクタールの農地を5人で管理している農業経営体では、今後の離農増加により請負面積が拡大することを見越し、作業の効率化が課題となっています。昨年、他農家が実践するドローンによる直播を視察した結果、雑草も少なく成果が良好だったことから、今年自らも試験導入を決定。
4月にはT20Kを使用し、30アールの播種を約10分で完了するなど高い効率性を実感しています。今後は雑草管理と収量確保を検証しながら、本格導入を検討予定です。昨年就農した19歳の後継者は、地域に信頼される農業者を目指し、父の姿を追って日々努力を重ねています。
熊本県阿蘇市で水稲農業を営む阿蘇カルデラRCは、圃場管理の複雑化や作業記録・報告の手間、高齢化による省力化を課題とし、農業用ドローンと営農支援システムKSASを連携導入しました。KSASへの圃場事前登録やブロック単位での連続散布計画により、現場確認の手間を省き作業効率を向上。ドローン作業記録は自動でKSASに連携され、正確な作業日誌作成や顧客への報告・請求業務の信頼性を高めました。
作業軌跡マップは内容確認や情報共有に役立ち、データ出力機能は事務作業を大幅に削減。「KSASがなければ事務員が1人必要」とその効果は絶大です。同社にとってこの連携は経営に不可欠であり、高齢化が進む中、ニーズに応じたスマート農業技術の活用が重要であることを示しています。
農業用ドローン直播はすごく楽!順調にいけば今後は取組面積を増やしたい
作業時間が圧倒的に短縮されてとても効率的です
ドローンを購入する経緯は、5年、6年前からKSASの機械を一部導入していました。
KSASの対応の機械を色々と使ってみて、非常に効率的にも良かった。(中略)
クボタの機械とそれに対するアフターケア、これが非常にクボタさんの取り組みが良かったということが一つの大きな要因でもあります。
総合的に満足していますが、しいて言うならば、バッテリーの持ちがせめて1.5倍程度あったらなと思います。
最初はシミュレーターで、パソコン画面で何時間か練習しまして、その感覚で次は性能のいいホビーで訓練させてもらいました。動きの要領さえ分かってくれば、あとは大きいMG-1Kで操作させてもらって、非常にスムーズに操作できるようになりました。
散布の仕方もコース取りとかのアドバイスをもらうと、非常に安全な方法がとれて、精神的にも楽な散布ができます。
クボタでは認定サービス拠点を全国各地に配置(2025年9月末調査時点)しており、クボタ独自の技術資格をもつスタッフによるドローンの点検や修理、メンテナンスが受けられます。また、部品供給ネットワークを構築しており、約35万点の部品をストック。修理などにも迅速に対応してもらえるでしょう。
| 会社名 | 株式会社クボタ |
|---|---|
| 所在地 | 大阪府大阪市浪速区敷津東1-2-47 |
| 電話番号 | 0570-091-313 |
| URL | https://agriculture.kubota.co.jp/product/drone/T10K-T25K/ |
散布用ドローンは、価格やスペックだけで選ぶと導入後に使いにくさを感じることもあります。
初めて導入する場合は、操作のしやすさやサポート体制、圃場との相性まで含めて選ぶことが大切です。
ここでは、初めて導入する人にも向く散布用ドローンを3つ紹介します。

| 価格 | 1,375,000円〜(税込) |
|---|---|
| 一度に積める量 | 15L |
| 収納時のサイズ | 720×800×770mm |

| 価格 | 参考価格:約144万円(税込) ※要見積もり |
|---|---|
| 一度に積める量 | 20L |
| 収納時のサイズ | 1050×690×820mm |

| 価格 | 1,859,000円(税込) |
|---|---|
| 一度に積める量 | 10L |
| 収納時のサイズ | 559×1799mm ※ |