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NTT e-Drone Technology

目次

NTT e-Drone Technologyでは、精度の高い自動航行が行える農業用ドローンを製造・販売。手厚いサポートが魅力となっています。ここでは、NTT e-Drone Technologyの農業用ドローンの特徴や事例、サポート内容などについてご紹介します。

NTT e-Drone Technologyの農業用ドローンの特徴

NTTグループの技術を活かした農業用ドローンを提供

NTT e-Drone Technologyは、NTTグループのドローン部門を担う会社として2020年に設立。NTTグループがもつAIや5G等のネットワーク技術、クラウド技術を活かしたドローン開発が強みです。農業用ドローンにも同社のもつ通信技術が活かされており、多機能さが魅力となっています。

軽量コンパクトでありながら広範囲に散布できる

農業用ドローン「AC101 connect」は、重量7.6㎏、タンク容量8.0ℓと軽量かつコンパクトな設計が特徴。女性や高齢者の方でも簡単に持ち運びができます。また、バッテリー1本で最大2.5haまで散布することが可能。バッテリー切れによって散布が途切れる心配がありません。

得意の通信技術で精度の高い散布を実現

人工衛星にも使われているGNSSモジュールをAC101 connectに搭載。10cm単位という精度の高さで自動航行しながら効率的な散布が行えます。また、可変施肥を支援する圃場マップを送信機に表示する機能を2024年夏にリリース予定。NTTグループの通信技術が活かされた新機能にも注目です。

目的に合った
農業用ドローンを求めるなら

このメディアでは、他にも、農業用ドローンのメーカーを紹介しています。TOPページでは利用する目的に合わせてオススメの農業用ドローンメーカーを紹介していますので、ぜひチェックしてみてください。

【目的別】農業用ドローン
おすすめメーカー3選

NTT e-Drone Technologyの農業用ドローンの機体について

AC101 connect

AC101 connect
引用元:NTT e-Drone Technology公式HP
https://www.nttedt.co.jp/ac101

初心者からプロまで、誰でも使いやすいアシスト機能を搭載した農業用ドローンです。離着陸はもちろん、高度や直進、散布まで幅広くアシスト可能なため、作業効率の向上だけでなく機体の故障を防ぐのにも役立つでしょう。

粒剤散布装置には、空中散布用として取り扱われている散布材を使用できます。一般的な扇状散布ではなくかまぼこ型散布を採用しているので、狭小地や特殊な形状、狭い圃場の端でもまんべんなく粒剤を散布可能です。

機体

寸法(アーム展開時) 935×935×676mm(全長×全幅×高さ)
寸法(アーム折り畳み時) 611×560×676mm(全長×全幅×高さ)
重量 6.3kg
最大飛行時間 30分
吐出量 0.7L/min-1.45L/min

AC102

AC102
引用元:NTT e-Drone Technology公式HP
https://www.nttedt.co.jp/ac102

AC102は、片手で持ち上げられるほどの軽量・コンパクト設計を実現した農業用ドローンです。女性の方でも無理なく扱える機体でありながら、散布幅5mという優れた作業効率を両立しています。

散布ムラが少ないのも大きな特徴です。一定速度(15km/hまたは20km/h)での自動飛行により、オペレーターの疲労に左右されない安定した散布、レンジファインダーによる高度2mの自動維持で最適な散布幅を常に確保、ターン時の速度変化に合わせた吐出量の自動調整、液剤散布では「広がらない・流されない」特殊設計、粒剤散布では日本の狭い圃場に適した「かまぼこ型」の独自パターンなど、これらの技術により、圃場の隅々まで均一な散布を実現しています。

また、2025年の秋以降に提供予定の機能として予告されているのが、可変施肥支援機能です。センシングデータを活用し、圃場内の地力や生育状況を把握した上で施肥量を自動調整します。無駄なく効率的な施肥が可能です。

AC102は、このように軽量・コンパクトだけでなく、十分な性能を備えた、日本の農業現場のために開発された農業用ドローンです。初心者の方でも安心して使える各種アシスト機能と精密な散布性能により、効率的で高品質な農作業をサポートします。購入から7年は、点検・修理対応、部品供給の保証がついてくるため、業務用としてしっかり使うのにも安心感があるのが嬉しいところです。農業用ドローンで迷ったらまず選択肢として検討してみても良いでしょう。

機体

寸法(アーム展開時) 935×935×676mm(全長×全幅×高さ)
寸法(アーム折り畳み時) 611×560×676mm(全長×全幅×高さ)
重量 6.1kg
最大飛行時間 30分
吐出量 0.7L/min-1.45L/min

NTT e-Drone Technologyの農業用ドローンの機能について

スティック操作が要らない3つのアシスト機能

簡単操作を可能とする3つのアシスト機能を搭載。離着陸アシスト機能は、ボタン一つでドローンの離着陸が可能。飛行アシスト機能は、センサが高度と直進の維持をアシストしてくれます。また、散布アシスト機能は、飛行速度に応じて散布量を自動的に調節。この3つの機能により、ドローンの繊細なスティック操作が不要になります。

NTT e-Drone Technologyの農業用ドローンの動画

AC102

NTT e-Drone Technologyの農業用ドローンの事例

以前からの希望であった適期防除を実現

以前使用していた農業用ドローンのランニングコストと機材運搬の負担が大きかったことから買い替えを検討。NTT e-Drone Technologyの主催するフライトデモで性能の高さに惹かれ導入を決定。広範囲に散布できるにも関わらずバッテリーの持ちが良く、念願だった適期防除ができるようになったと導入効果を実感されています。

NTT e-Drone Technologyの農業用ドローンのサポートについて

長期保証でドローンの安心をサポート

農業用ドローンの耐用年数7年以上の利用を確実にするため、NTT e-Drone Technologyでは7年間の点検・修理対応の保証をつけています。さらに、部品供給も7年間の保証を用意。この他にも、国土交通省への飛行許可承認申請や補助金申請の手続きまでサポートを提供しています。

NTT e-Drone Technologyの会社情報

会社名 株式会社NTT e-Drone Technology
所在地 埼玉県朝霞市北原2-4-23
電話番号 公式HPのお問合せフォームより問い合わせ可能
URL https://www.nttedt.co.jp/agri
機械やPCが苦手でも使いこなせる
農業用ドローンメーカー

労働力不足や高齢化が進む農業の課題解決策として、農業用ドローンの導入が進んでいます。
本サイトでは、機械やPC操作が苦手な人でも導入しやすい農家の目的に合ったドローンメーカーを紹介します。

【目的別】
農業用ドローン3選

農業用ドローンは、利用目的に合わせて適切な製品を導入することが重要です。ここでは、稲作向け・果樹園向け・鳥獣被害対策といった、目的別に3種類の農業用ドローンをピックアップ。ドローンメーカーが実技講習も行ってくれるから、機体が苦手な人でも農業に活かせる知識や技術を身に付けられるでしょう。

稲作向け
農薬散布の負担を軽減できる
スリー・エス
FLIGHT-AG
スリー・エス FLIGHT-AG
引用元:スリー・エス公式HP
https://flight-ag.com/
費用

1,196,800円(税込)

特徴
  • 10ha(10町)の稲作農家に必要な機能だけを搭載
  • 複雑な操作は不要。誰でも扱える直感操作と、現場で使える講習
    サポート

公式HPで稲作向けの農業用ドローンの
機体を見る

電話で説明を聞く
受付時間(平日9:30~17:00)

果樹園向け
農薬散布と受粉を効率化
DJI JAPAN
AGRAS T25
DJI JAPAN AGRAS T25
引用元:DJI JAPAN公式HP
https://ag.dji.com/jp/t25
費用

1,440,340円(税不明)

特徴
  • 16個の噴霧ノズルで枝や密集した場所にも液体農薬を均一に散布
  • 樹間散布で届きにくい密集した果樹に浸透する果樹散布モードを搭載

公式HPで果樹園向け農業用ドローンの
機体を見る

鳥獣被害対策
害獣駆除と生育状況の解析
ACSL
SOTEN
ACSL SOTEN
引用元:ACSL公式HP
https://product.acsl.co.jp/
費用

-(公式HPに記載なし)

特徴
  • 夜間や遠方など、利用する場所と時間に合わせて4つのカメラを切り替え可能
  • 専用アプリケーションで簡単に飛行操作が可能

公式HPで鳥獣被害対策向けの農業用ドローンの機体を見る

※2024月4月9日調査 googleで「農業用ドローン メーカー」で100位まで検索し、公式HPが表示された農業用ドローンの販売会社の中から、ドローン講習と保証のあるサポート対応をしているメーカー8社から以下の特徴別にピックアップ
FLIGHT-AG:稲作農家向け独自機能(プライミングスイッチ、散布量調節ダイヤル、吹出インジケーター)を唯一搭載
AGRAS T25:果樹園向け果樹散布モードと散布を効率化させる液面センサー、FPVカメラを唯一搭載
SOTEN:4つのカメラを搭載し、唯一センシングに特化したドローン

【目的別】
農業用ドローンメーカー
3選