マゼックスは、中山間地の小区画や分散した水田での作業効率を劇的に改善する農業用ドローンを提供しています。特に稲作農家が抱える「短い防除適期を逃したくない」という切実なニーズに応え、小型で高性能だからこそ、迅速に散布できる点が強みです。
本記事では、マゼックスの農業用ドローンの特徴や導入事例、サポート内容などについてご紹介します。
4枚プロペラと前後自動ノズル切替を組み合わせた特許構造※を採用。
プロペラが生み出す下降気流の中で薬剤を押し込み、葉の裏や株元までくまなく届かせる仕組みです。
散布ムラが少ないため、薬剤が残る・届かないといった再散布の手間を抑えられます。
ムラの少ない的確な散布で一度の飛行で効率よく散布を終えられ、所要時間は1haを約10分程度。
防除が集中する時期でも時間と手間を削減できます。
バッテリーを含めても約9kgという軽量設計。軽トラックへの積み込みや圃場間の移動もひとりで簡単に行えます。
アームは折りたたみ式で、プロペラの取り付けもワンタッチ。現場での組み立てはおよそ3分です。
薬剤補充が容易なタンクの大きな投入口など、使いやすさの工夫が、準備時間を大きく短縮します。 重機や複数人のサポート不要で、少人数で営む稲作農家でも安定して防除を進められる機動力が魅力です。
国産メーカーならではの手厚いサポート体制を構築しているマゼックス。
2018年の販売開始から7年が経過したモデルの部品供給を継続する方針で、万が一の故障時も迅速な修理が可能です。
全国63拠点以上(2025年9月24日時点)に広がる整備・点検ネットワークもあり、導入後のメンテナンスや相談もスムーズ。長期的な視点で安心して運用できます。
このメディアでは、日本の圃場で活躍する農業用ドローンのメーカーを紹介しています。TOPページでは生産する作物に適した農業用ドローンメーカーを紹介していますので、ぜひチェックしてみてください。
日本の水田で標準的な散布量に合わせた10Lタンク搭載。軽量・コンパクトで、圃場間の移動や準備がしやすいサイズ感です。
作業は10aあたり約1分=1ha約10分で回せる効率性があり、短い散布適期の中でもテンポよく作業を進められます。
さらに特許構造(4枚プロペラ×前後自動ノズル)※で下降気流に薬剤を乗せ、葉裏・株元まで均一に届かせやすい設計。1度の散布で薬剤を的確に付着させ、再散布の発生を抑えます。
| 機体名称 | 飛助10 |
|---|---|
| 価格 | 1,265,000円~(税込) |
| 展開サイズ | 1,280×1,260×540mm |
| 格納サイズ | 720×800×620mm |
| モーター外径 | 90mm |
| プロペラ | 炭素繊維34inch |
| LED | 前・赤/後・緑 |
| バッテリー重量 | 4.8kg |
| バッテリー容量 | 12S 16,000mAh |
| 保護レベル | IPX4相当 |
| 最大搭載重量 | 10kg |
|---|---|
| タンク容量 | 10L |
| ノズルチップ | レヒラー社ST |
| タンク材質 | ポリエチレン |
| ノズル数 | 4 |
| 散布幅 | 6m |
| ポンプ最大流量 | 10L/min |
| 最大搭載重量 | 10kg |
|---|---|
| タンク容量 | 15L |
| 吐出方法 | 左右吐出型 |
| タンク材質 | ポリエチレン |
| インペラ枚数 | 1枚 |
| 散布幅 | 6m |
| 最大吐出量 | 17kg/min |
15Lタンクの大容量モデル。タンクはワンタッチで外せ、最大流量10L/分のポンプで段取り良く散布できます。
作業は10aあたり約1分。条件次第では1バッテリーで最大1.5ha(8L/ha時)の運用も可能です。
特許の散布構造(4枚プロペラ×前後自動ノズル)で下降気流に薬剤を保持し、葉裏・株元まで均一付着を狙う設計。面積が広い圃場でも再散布の発生を抑えやすく、作業を計画的に進められます。
さらにAB自動飛行や完全自動飛行にも対応しており、直進・往復の散布を自動化できます。操縦の入力作業を減らし、設定した飛行ルートに沿って散布を行いやすいのも特長です。直進アシスト機能ではGPS情報による飛行経路を自動補正し、直線飛行を保ちやすい設計です。作業時間は10aあたり約1分が目安とされ、散布面積に応じた所要時間を見積もる際の基準になります。
| 機体名称 | 飛助15 |
|---|---|
| 価格 | 1,375,000円~(税込) |
| 展開サイズ | 1,280×1,280×690mm |
| 格納サイズ | 720×800×770mm |
| モーター外径 | 90mm |
| プロペラ | 炭素繊維34inch |
| LED | 前・赤/後・緑 |
| バッテリーサイズ | 230×163×90mm |
| バッテリー重量 | 4.8kg |
| バッテリー容量 | 12S 16,000mAh |
| 保護レベル | IPX4相当 |
| 最大搭載重量 | 15kg |
|---|---|
| タンク容量 | 15L |
| ノズルチップ | レヒラー社ST |
| タンク材質 | ポリエチレン |
| ノズル数 | 4 |
| 散布幅 | 6m |
| ポンプ最大流量 | 10L/min |
| 最大搭載重量 | 15kg |
|---|---|
| タンク容量 | 25L |
| 吐出方法 | 左右吐出型 |
| タンク材質 | ポリエチレン |
| インペラ枚数 | 1枚 |
| 散布幅 (m) | 6m |
| 最大吐出量 | 17kg/min |
7Lタンクを搭載した小型・軽量モデルで、機体総重量は約8.9kgです。価格は990,000円~(税込)と手頃で、中山間地域での導入ハードルが低い設計となっています。8倍希釈の高濃度農薬を使用することで、最大87.5aの圃場を1フライトでカバーできます。
「十」構造フレームを採用しており、小型機でありながら十分なダウンウォッシュを確保し、薬剤ドリフトを低減する設計です。圃場の隅々まで薬剤を届けやすく、効率的な散布作業が期待できます。
さらに直進アシストや自動飛行モードにも対応しており、操縦経験の少ない方でも安定した散布が可能です。GPS情報を活用した直線飛行の自動補正機能により、散布ムラを抑えやすい設計となっています。
| 機体名称 | 飛助mini 23年モデル |
|---|---|
| 価格 | 990,000円~(税込) |
| 展開サイズ | 990×990×548mm |
| 格納サイズ | 515×585×548mm |
| モーター外径 | 70mm |
| プロペラ | 24inch |
| バッテリー重量 | 2.2kg |
| バッテリー容量 | 12SHV 364.8wh 25C |
| 最大搭載重量 | 7kg |
|---|---|
| タンク容量 | 7L |
| ノズルチップ | レヒラー社ST ボタ落ち防止弁付 |
| タンク材質 | ポリエチレン |
| ノズル数 | 2 |
| 散布幅 | 4m |
| 最大流量 | 4L/min |
圃場内でまっすぐなルートを繰り返し飛行して散布する場面で役立つ機能です。始点(A)と終点(B)を登録するだけで、機体は設定された散布幅で自動的に往復飛行を開始。操縦者は常にスティックを操作する必要がなく、薬剤の残量や周囲の監視に集中できます。
ドローン導入直後や、手動での散布にまだ慣れていない場面で心強い機能です。送信機のスティックを前方に倒すだけで、機体は左右にブレることなく設定された散布幅をまっすぐ飛行。手動でも簡単に均一な散布が可能になります。
山形県庄内地方の米農業法人では、ドローンを活用した直播(種をまく栽培方法)と基幹防除に取り組んでいます。
圃場の均平化を徹底したうえで、肥料と種を同時にまく「べんモリ直播」を実施。
移植栽培と比べて大きな省力化を実感し、「飛助DX」を導入しました。
自動航行と狭小地での機動性を評価し、今後は基幹防除20haのほか、粒剤除草剤や追肥散布にも活用を広げようとしています。
以前はセット噴射を使い4~5人で農薬散布を行っていたそうですが、マゼックスの農業用ドローンを導入したことで作業人員を3人まで削減。人件費を減らせただけでなく、身体への負荷も軽減できたそうです。稲の生育に合わせた散布もできるとドローンの性能に満足されています。
岡山県で米を栽培する農家では、従来の乗用管理機による散布作業に時間と労力がかかり、高齢化が進む現場では負担が大きな課題となっていました。農薬散布ドローンを導入し、乗用管理機と併用することで、準備時間の大幅な短縮と作業のスムーズ化を実現。軽量で扱いやすい機体により、安定した飛行で効率的な散布が可能となりました。
新たに10L機を導入し、さらなる効率化を図る予定で、性能への信頼も高く、今後の展開に大きな期待を寄せているようです。
思っていたよりかなり扱いやすい。初めてでも簡単に操作できた。
所有の田んぼ全て【7.5反(75アール)】消毒するのに半日かかっていたのが短時間で終わるようになった
仕事量は今までの1/3~1/4以上に。今までは30kg程度の消毒液を担いで田んぼの中まで入り消毒していた。
実機の展示やデモ飛行を見たわけではなかったので最初は半信半疑の部分があったが、比較した機種よりは良さそうだったので迷わず決断!!
実際に使ってみると予想以上の作業効率で大満足!!
購入前は空散といえばラジヘリ※だったが、価格が高く手がでなかった。ドローンは、ラジヘリよりは飛行時間が短く、散布面積は少ないものの価格差を比べたら仕方ないと思う。それよりも低価格で空散ができることにメリットを感じる。
他社の機体散布を今年何度か拝見しましたが、プロポ※の操作性としては飛助MG/DXが断然操作性は良いと感じました。
またバッテリーの持ちや重量等についても他社よりも優れていると感じます。
2018年に販売を開始したモデルの部品供給を7年間にわたり継続した実績もあり、長く安心して機体を使えるよう努めています。国産メーカーとして開発から製造、販売まで一貫して国内で対応しているため、部品の調達がスムーズ。万が一の故障やトラブルの際も迅速な対応が可能です。
全国各地に提携の整備事業所ネットワークを構築しており、導入後のメンテナンスや修理の相談がしやすい環境を整えています。機体保険(オプション)と賠償責任保険(初年度無料)など、ドローンに特化した保険も用意。
国土交通省への機体登録と飛行許可申請の手続き代行サポートも行っており、農業用ドローンの導入が初めての方でもスムーズに進めることが可能です。
初心者でも操縦できます。購入者を対象としたドローンスクール(有料)を定期的に開催しており、経験豊富なインストラクターが、機体の操作方法から関係法令、安全な運用管理体制まで丁寧に指導。初心者の方でも必要な知識と技術を習得できます。
マゼックスの農業用ドローンには、初年度無料の賠償責任保険が付帯しています。オプションで機体保険に加入することも可能です。保険を適用することで、万が一の事故による修理費用の負担を軽減。詳しい補償内容や保険料については、販売代理店にご確認ください。
2022年12月からドローンの免許制度が始まりましたが、農薬散布用のドローンは免許が必須というわけではありません。ただし、農薬散布で一般的に使用される農林水産航空協会の認定を受けた機体の場合、協会が認定する教習所で資格を取得する必要があります。
マゼックスのドローンには、農水協の認定を受けた機体と受けていない機体があり、この記事で紹介している機体(飛助15、飛助mini、飛助10)は資格が不要です。なお、農薬散布など特定の飛行を行う場合は、別途、国土交通省への飛行許可・承認申請が必要になります。
マゼックスは機体販売だけで完結せず、リース・保険・整備・行政手続き代行まで提携パートナーと連携して提供しています。国産メーカーとして納入実績を積み重ね、生産者が産業用ドローンを長く運用できる体制を整えています。機体スペックの比較だけでなく、購入後の運用面まで含めて選びたい方に向くメーカーです。
マゼックスには通常型と残価設定型のリースがあり、毎月・収穫時期のみ・年1回など支払いスパンを柔軟に設定できます。バッテリーもリースに組み込め、動産総合保険と賠償責任保険はリース料に含まれます。
通常型は毎月定額で機種入れ替えがしやすく、残価設定型は支払い対象額を圧縮できるため月々の負担を軽くしたい生産者に向きます。
機体の破損や盗難に備える動産総合保険と、対人・対物事故に備える賠償責任保険の2本柱で運用リスクをカバーします。全機種で賠償責任保険が初年度無料付帯となり、提携保険代理店との契約で用途や機体に合うプランをリーズナブルに選べる仕組みです。
マゼックスは年1回の年次点検を推奨し、農林水産航空協会(農水協)認定機種の飛助MGでは必須としています。約20分のフライトテストで実作業相当の動作確認まで行い、年次点検を受けた機体は飛行許可申請の更新代行を特別価格で利用できます。
| 点検部位 | 主な点検内容 |
|---|---|
| モーター・ESC | 清掃、異音・動作・ログ確認 |
| フレーム・機体内部 | ヒビ・ゆるみ・配線の確認 |
| 液剤/粒材散布装置 | 吐出量・ノズル・モーター動作の確認 |
| バッテリー/FC/送信機 | 外傷・キャリブレーション・フェールセーフ確認 |
100g以上の無人航空機には機体登録・リモートID搭載・登録記号表示が義務化されており、業務利用では飛行許可申請が必要です。許可が必要となる主なケースは次のとおりです。
マゼックス提携の行政書士が全国包括申請を代行し、メーカー提携の特別価格で利用可能です。申請は1年ごとの更新が必要で、更新代行にも対応します。機体発注→申請依頼→申請→許可証発行の4ステップで手続きが進み、機体登録→飛行申請→飛行計画登録→運用開始までの流れがそのまま業務開始までの全体像となります。
リース・保険・メンテナンス・行政手続きを一つの窓口で相談できる伴走型サポートが、マゼックス農業用ドローンの強みです。機体選定の段階から運用後の更新まで、提携販売代理店や行政書士とともに並走します。資料請求や問い合わせを起点に、作業規模や作物に合った構成を一緒に検討することが可能です。
| 会社名 | 株式会社マゼックス |
|---|---|
| 所在地 | 大阪府東大阪市吉田本町3丁目4番8号 |
| 電話番号 | 072-960-3221 |
| URL | https://mazex.jp/ |
散布用ドローンは、価格やスペックだけで選ぶと導入後に使いにくさを感じることもあります。
初めて導入する場合は、操作のしやすさやサポート体制、圃場との相性まで含めて選ぶことが大切です。
ここでは、初めて導入する人にも向く散布用ドローンを3つ紹介します。

| 価格 | 1,375,000円〜(税込) |
|---|---|
| 一度に積める量 | 15L |
| 収納時のサイズ | 720×800×770mm |

| 価格 | 参考価格:約144万円(税込) ※要見積もり |
|---|---|
| 一度に積める量 | 20L |
| 収納時のサイズ | 1050×690×820mm |

| 価格 | 1,859,000円(税込) |
|---|---|
| 一度に積める量 | 10L |
| 収納時のサイズ | 559×1799mm ※ |