マゼックス
マゼックスでは、リースプランで費用負担を軽減できる3タイプの農業用ドローンを提供しています。ここでは、マゼックスの農業用ドローンの特徴や事例、サポート内容などについてご紹介します。
マゼックスの農業用ドローンの特徴
実績が豊富!3つの農業用ドローンを提案
マゼックスは産業用ドローンの製造開発に特化した国内企業です。農業用として主力製品の「飛助DX」、軽量タイプの「飛助mini」、旧モデルの「飛助MG」3タイプを販売。この他、林業用と電設用のドローンも取り扱っています。産業用ドローンの納入実績累計1,900台以上と実績も豊富です(2022年9月時点)。
徹底した品質管理の下で開発・製造
マゼックスのドローンは、年間1,000台以上(2024年4月公式HPより)の生産力をもつ国内工場で製造。専門スタッフによる厳しい点検を通じて徹底して品質管理されています。動作確認データなど全ての製造情報を保管しているため、製造番号などから容易に追跡が可能。トラブル時にも迅速な対応を可能としています。
保険料込みの嬉しいリースプランを用意
機体代金を毎月支払う通常型リースのほか、残価が設定できるマゼックス残価設定型リースプランが用意されています。後者のプランであれば、毎月の支払負担を圧縮できるのが魅力です。初期費用を抑えて農業用ドローンを導入することができるでしょう。なお、支払い方法は月払い以外にも年払いや収穫期払いに変更もできます。
農業用ドローンを求めるなら
このメディアでは、他にも、農業用ドローンのメーカーを紹介しています。TOPページでは利用する目的に合わせてオススメの農業用ドローンメーカーを紹介していますので、ぜひチェックしてみてください。
マゼックスの農業用ドローンの機体について
飛助15

https://mazex.jp/product/tobisuke15/
4枚プロペラで折り畳みが可能な農薬散布ドローンです。後ほど紹介する前モデル飛助DXと比較すると、タンク容量が9Lから15Lに増量しています。1a(アール)を約1分間で農薬散布ができ、約1.5ヘクタール分の圃場をひとつのバッテリーで持たすことができます。
また飛助15は特許を取得した技術を搭載しているモデルです。進行方向によってノズルを自動切り替えするシステムと、プロペラから発生する風を利用して薬剤を抑え込むことで、無人ヘリコプターと同等の散布状態を実現しました。
機体
機体名称 | 飛助15 |
---|---|
展開サイズ | 1280×1280×690mm |
格納サイズ | 720×800×770mm |
モーター外径 | 90mm |
プロペラ | 炭素繊維34inch |
LED | 前・赤/後・緑 |
バッテリーサイズ | 230×163×90mm |
バッテリー重量 | 4.8kg |
バッテリー容量 | 12S 16000mAh |
保護レベル | IPX4相当 |
液剤散布装置
最大搭載重量 | 15kg |
---|---|
タンク容量 | 15L |
ノズルチップ | レヒラー社ST |
タンク材質 | ポリエチレン |
ノズル数 | 4 |
散布幅 | 6m |
ポンプ最大流量 | 10L/min |
粒剤散布装置
最大搭載重量 | 15kg |
---|---|
タンク容量 | 25L |
吐出方法 | 左右吐出型 |
タンク材質 | ポリエチレン |
インペラ枚数 | 1枚 |
散布幅 (m) | 6m |
最大吐出量 | 17kg/min |
飛助mini

https://mazex.jp/product/4809/
飛助miniは、中山間地での農薬散布で活躍するコンパクトサイズのドローンです。サイズが小さくても最大瞬間推進力は48kgという強力なパワーで、24inchのプロペラを組み合わせて低回転・低燃費の長時間飛行が可能です。タンク容量はたった7Lですが、1フライトで約87aの圃場を散布できる性能を備えています。
強風時でも安定した飛行ができる独自の制御装置や、過酷な状況でもパフォーマンスを発揮できるようにIPX7という高レベルの防水機能となっています。
機体
機体名称 | 飛助mini 23年モデル |
---|---|
展開サイズ | 990×990×548㎜ |
格納サイズ | 515×585×548㎜ |
モーター外径 | 70mm |
プロペラ | 24inch |
バッテリーサイズ | 168×98.5×72.5㎜ |
バッテリー重量 | 2.2㎏ |
バッテリー容量 | 12SHV 364.8wh 25C |
機体総重量(液剤) | 8.9㎏(バッテリー含む) |
機体総重量(粒剤) | 9.0kg(バッテリー含む) |
液剤散布装置
タンク容量 | 7L |
---|---|
ノズルチップ | レヒラー社ST ボタ落ち防止弁付 |
タンク材質 | ポリエチレン |
ノズル数 | 2個 |
散布幅 | 4m |
最大流量 | 4L/分 |
飛助MG

https://mazex.jp/product/tobisukemg/
飛助MGは、先に紹介した飛助15の前モデルです。大きな4枚プロペラ式を採用し、効率のよいダウンウォッシュを発生させて作物の葉裏や根元まで均一に農薬を散布します。維持したい高度を簡単に設定できたり、障害物を検知する高感度ミリ波レーダーなどが搭載されています。
飛助MGのスペックは公式HPで情報を確認できませんでした。
マゼックスの農業用ドローンの機能について
抑え込み機能で根元の方まで液剤を浸透
主力製品の「飛助DX」は、4枚のプロペラと抑え込みの機能で、噴射した液剤の風流れを抑制し根元の方まで浸透。ムラなく均一な散布が実現します。さらに、軽量化されたバッテリーは、交換せずに最大で16ℓ、2haの散布が可能です。直進アシスト機能や自動飛行モードも搭載しており、誰でも簡単に散布ができる仕様となっています。
マゼックスの農業用ドローンの事例
農業用ドローンの導入で作業人員の削減を実現
以前はセット噴射を使い4~5人で農薬散布を行っていたそうですが、マゼックスの農業用ドローンを導入したことで作業人員を3人まで削減。人件費を減らせただけでなく、身体への負荷も軽減できたそうです。稲の生育の合わせた散布もできるとドローンの性能に満足されています。
直播と防除でドローンが活躍
山形県庄内地方の米農業法人では、ドローンを活用した直播と基幹防除に取り組んでいます。2017年から実証実験を行い、圃場の均平化を徹底したうえでドローンによるべんモリ直播を実施。移植栽培と比べて大幅な省力化を実感し、2018年にはマゼックス社製「飛助DX」を導入しました。
この機体は狭小地でも高い機動性を発揮し、自動航行で効率的な作業を可能にします。現在は基幹防除や粒剤除草剤、追肥散布などにも活用を広げており、ドローンの多機能性が今後の農業スタイルに柔軟に対応できることを示しています。
農薬散布ドローンで作業効率を改善
岡山県で米を栽培する農家では、従来の乗用管理機による散布作業に時間と労力がかかり、高齢化が進む現場では負担が大きな課題となっていました。農薬散布ドローンを導入し、乗用管理機と併用することで、準備時間の大幅な短縮と作業のスムーズ化を実現。軽量で扱いやすい機体により、安定した飛行で効率的な散布が可能となりました。
新たに10L機を導入し、さらなる効率化を図る予定で、性能への信頼も高く、今後の展開に大きな期待を寄せているようです。
農業用ドローンを利用したお客様の声
シンプルで操縦しやすいという印象である。
購入前は空散といえばラジヘリだったが、価格が高く手がでなかった。ドローンは、ラジヘリよりは飛行時間が短く、散布面積は少ないものの価格差を比べたら仕方ないと思う。それよりも低価格で空散ができることにメリットを感じる。
実機の展示やデモ飛行を見たわけではなかったので最初は半信半疑の部分があったが、比較した機種よりは良さそうだったので迷わず決断!!
実際に使ってみると予想以上の作業効率で大満足!!
思っていたよりかなり扱いやすい。初めてでも簡単に操作できた。
所有の田んぼ全て【7.5反(75アール)】消毒するのに半日かかっていたのが短時間で終わるようになった
仕事量は今までの1/3~1/4以上に。今までは30kg程度の消毒液を担いで田んぼの中まで入り消毒していた。
他社の機体散布を今年何度か拝見しましたが、プロポの操作性としては飛助MG/DXが断然操作性は良いと感じました。
またバッテリーの持ちや重量等についても他社よりも優れていると感じます。
マゼックスの農業用ドローンのサポートについて
ドローン保険が初年度無料で全機種についている
機体保険と賠償責任保険2タイプのドローン保険を用意しており、マゼックスであれば賠償責任保険が初年度無料でついています。また、日本各地で提携している整備事務所を通じて有料のメンテナンスサービスも提供。さらに、国土交通省への飛行許可申請の手続きも代行することが可能です。
マゼックスの会社情報
会社名 | 株式会社マゼックス |
---|---|
所在地 | 大阪府東大阪市川田4-3-16 |
電話番号 | 072-960-3221 |
URL | https://mazex.jp/ |