「広い圃場で作業中にバッテリーが切れてしまい、防除が中断してしまう」
「予備バッテリーをいくつも購入するとコストがかさんでしまう」
そんな悩みを解決できるのが、農業用ドローン向けの「発電機」です。近年、農家や法人でドローンの導入が進んでいますが、電源のない現場でいかに効率よく充電するかが大きな課題となっています。
機体のバッテリー容量や運用規模に合った発電機を選べば、長時間の防除作業もスムーズに進む、頼もしいパートナーになるでしょう。
農業用ドローンの運用において、発電機は以下のような重要な役割を果たします。
適切な充電機器と発電機を組み合わせることで、バッテリー交換や充電待ちのロスが減り、スムーズな農薬散布や肥料散布が実現します。
農業用ドローンは、機種によってバッテリー容量や充電器の必要電力が異なります。そのため、利用目的に合わせて適切な発電機を選ぶことが大切です。ここでは、選定基準となるポイントを紹介します。
最も重要なのは発電機の出力です。大容量バッテリーを急速充電する充電器は高出力なものもあり、例えば最大充電電力が7,200Wとされる充電器も存在します。発電機は、充電器の最大消費電力に対して同等以上(できれば余裕を持たせた)定格出力を目安に選びましょう。
なお、発電機の出力がkVA表記の場合もあります(例:定格出力2.6kVAなど)。W表記の充電器と突き合わせる際は、発電機側の表記(kVA)も含めて確認すると安心です。
防除適期を逃さないためには、作業中に素早く充電できるかどうかが鍵になります。ただし充電時間は一定ではなく、バッテリーの種類や温度など条件によって変動します。
カタログ上「十数分程度での充電」をうたう高出力充電器もありますが、実運用では気温・バッテリー温度・充電器の仕様・発電機の出力余裕などにより前後するため、“最短時間”ではなく“現場で回せるか”という視点で、出力に余裕のある構成を検討しましょう。
軽トラへの積み込みや圃場での移動を考慮し、携帯性も確認が必要です。高出力な発電機は重量も重くなりがちですが、大型の車輪(キャスター)や持ちやすいハンドルが備わっていれば、移動の負担を減らせます。
ドローンの充電器は電子制御機器のため、発電機の種類によっては相性が出ることがあります。インバーター方式は、正弦波(滑らかな波形)の安定した電気を供給できることが特徴とされ、精密機器の電源として検討しやすい方式です。
また、充電器が100V入力か200V入力かでも選ぶべき発電機が変わります。購入前に充電器の入力電圧・必要電力と、発電機側の対応電圧・コンセント形状を必ず突き合わせて確認しましょう。
農業用ドローンは、機体そのものの性能だけでなく、現場での「充電環境」を整えることで真の力を発揮します。
所有しているドローンの仕様や、1日あたりの散布面積・充電回数に合わせて最適な発電機を選び、作業時間の短縮とさらなる効率向上を目指しましょう。
散布用ドローンは、価格やスペックだけで選ぶと導入後に使いにくさを感じることもあります。
初めて導入する場合は、操作のしやすさやサポート体制、圃場との相性まで含めて選ぶことが大切です。
ここでは、初めて導入する人にも向く散布用ドローンを3つ紹介します。

| 価格 | 1,375,000円〜(税込) |
|---|---|
| 一度に積める量 | 15L |
| 収納時のサイズ | 720×800×770mm |

| 価格 | 参考価格:約144万円(税込) ※要見積もり |
|---|---|
| 一度に積める量 | 20L |
| 収納時のサイズ | 1050×690×820mm |

| 価格 | 1,859,000円(税込) |
|---|---|
| 一度に積める量 | 10L |
| 収納時のサイズ | 559×1799mm ※ |