農業用ドローンで除草剤を散布する際には、使用できる薬剤の確認や法的な手続きが欠かせません。 ここでは、ドローンで扱える除草剤の選び方や、導入前に押さえておきたい基本情報をまとめました。
農業用ドローンで散布できる除草剤は、農薬取締法に基づき 「無人航空機による散布」として登録されている農薬に限られます。 すべての除草剤がドローンで使用できるわけではないため、製品ラベルを確認し、 「無人航空機による散布」または「無人ヘリによる散布」と記載があるものを選びましょう。
適用作物や使用量、使用時期などはラベルに明記されています。 登録のない薬剤を使用すると、法令違反となる可能性があるため注意が必要です。
どの除草剤がドローン散布に対応しているかを確認するには、 農林水産省の「農薬登録情報提供システム」を利用するのが確実です。
「農薬名」「作物名」「病害虫」「有効成分」などの条件で検索でき、 ドローン散布が認められている製品一覧を確認できます。
これまで人力で行っていた広大な除草作業も、ドローンを導入することで大幅に効率化できます。 飛行ルートを自動制御できるため、1haあたり数十分で均一な散布が可能です。
炎天下でタンクを背負うなどの重労働から解放され、高齢者や女性でも無理なく作業できるようになります。 また、上空から散布するためぬかるんだ圃場に入る必要がなく、安全性も高まります。
風の影響で薬剤が周囲に飛散する恐れがあります。 とくにオーガニック圃場や住宅地に隣接している場合は、 風速・風向の確認を徹底しましょう。 必要に応じて散布高度を下げ、ノズルや噴霧角度を調整してドリフトを抑制します。
除草剤を搭載したドローンは、航空法上「危険物輸送」および「物件投下」にあたるため、 国土交通省への飛行許可・承認が必要です。 申請には操縦者の飛行履歴や安全管理マニュアルの提出などが求められます。
申請は国土交通省のドローン情報基盤システム(DIPS)で行うのが一般的です。 複雑に感じる場合は、メーカーや販売代理店が代行してくれるケースもあります。
農業用ドローンを使った除草剤散布は、正しい薬剤選び・飛行計画・安全運用の3点を守ることで、 安全かつ効率的に行うことができます。
散布用ドローンは、価格やスペックだけで選ぶと導入後に使いにくさを感じることもあります。
初めて導入する場合は、操作のしやすさやサポート体制、圃場との相性まで含めて選ぶことが大切です。
ここでは、初めて導入する人にも向く散布用ドローンを3つ紹介します。

| 価格 | 1,375,000円〜(税込) |
|---|---|
| 一度に積める量 | 15L |
| 収納時のサイズ | 720×800×770mm |

| 価格 | 参考価格:約144万円(税込) ※要見積もり |
|---|---|
| 一度に積める量 | 20L |
| 収納時のサイズ | 1050×690×820mm |

| 価格 | 1,859,000円(税込) |
|---|---|
| 一度に積める量 | 10L |
| 収納時のサイズ | 559×1799mm ※ |